就活に向けて自己分析をしっかり抑えておこう
就職活動においてもっとも疎かにされがちでありながら、
実は重要度の高い自己分析。
「なんだか直接就活に関係なさそうな感じではあるし、そもそも分析するまでもなく自分のことは十分理解出来ている!」
なんて考えてはいませんか?
実際のところ知っているようで知らないことが多いのが自分自身なのです。
長い人生において重要な分岐点となる就活を良い方向に持っていくためにも手をぬかず出来る努力はしておきましょう。
自己分析は自身の理解が深まるだけでなく後の就活への手助けにもなりますよ。
自己分析の目的
最終的に自己分析で得られた情報をどう就活に活かすのかがはっきりしていないと分析自体も意味のないものになってしまいます。
しっかりと目的を理解したうえで分析に取り掛かりましょう。
自己分析の目的は大きく分けて2つ。
まず1つめは、自分自身を知ることで自分の強み弱みを明らかにすることです。
ESでも企業との面接でも必ず自分自身について表現しなければいけません。
その際に自分自身を理解できない人が企業に自分をPRすることは難しいです。
強みと弱みをはっきりさせて自分に何が出来るのかを企業に具体的に説明できるよう準備しておきましょう。
2つ目は、自分の適性を知り企業の向き不向きをはっきりとさせることです。
これが分からないことには企業選びは成功しません。
どういった企業が自分に向いているのか知ることは志望動機にも繋がります。
自分の適性が志望企業に合致していることは大きなアピールになります。
企業選びにおいても、志望動機を考えるにいたっても自己分析は欠かせません。
効率的に!そして正確に自己分析するために
自己分析に決まったルールはありません。
最終的に自分を深く理解し就活に活かす事が目的なので、
どんな方法でも構わないと思います。
しかし、出来る事なら効率的に済ませたいですよね。
効率的に自己分析を行う3つの方法をまとめてみたので参考にしてみてください。
1:自分史を作る
自己分析を非常に有効かつ効率的に行う手段として自分史を作るというものがあります。
過去を振り返って、覚えている事柄を書き出す作業になります。
その際重要なポイントとして、企業へのアピールを考えないようにして良い事も悪いこともひたすら書き連ねていきましょう。
自分自身を知るための作業です。
一通り書き終えたら、各事柄について当時感じた思いを覚えている限り付け加えていきましょう。
過去に自分が頑張った想い出、辛かった思い出を
正確に引き起こす事が出来ると同時に、
自身がどういった価値観をもった人間であるか見ることができます。
それぞれの共通点から適性が見えてくるでしょう。
2:他人に分析してもらう
自分では短所だと感じていた部分を周りが評価することもあれば、
長所だと自信をもっていた事が周囲では悪く評価されることもあります。
他人と自分との間にあるギャップを自分一人で気づくことはできません。
友人や家族、大学の先生にお願いして話を聞いてみることをおすすめします。
昔の思い出に関しても自分が覚えていないことを家族が覚えていたりもしますよ。
自分で振り返った事と照らし合わせてみてください。より正確な自分が見えてきます。
3:分析サービスを利用する
インターネット上で自己分析することが出来るサービスを実施しているところがいくつかありますので紹介させて頂きます。
1つ目はマイナビが提供している自己分析ツール「適職診断MATCH」です。
パーソナリティ診断とバリュー診断をすることで職種・業界別の適性ランキングを見ることができます
2つ目はエニアグラム診断です。
20歳前後がその人の本質的な思考にあるという考えから、20歳前後の自分を思い浮かべて質問に答える診断です。
いくつかの質問に対して「はい、いいえ」の二択で答えるものになります。
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心理テストや血液型占いが流行るぐらいですから、
人は本能的に自分のことを知りたがっているはずです。
それが義務感にかられると面倒になるだけで、
自己分析もやってみると意外と楽しく感じることが出来るかもしれませんよ。